2012年2月11日土曜日

TrueCryptをUSBメモリで使う

TrueCryptとは、ファイル暗号化ソフトです。
パスワードを入れないと、ファイルを見れなくするためのソフトです。
暗号化機能の付いていないUSBメモリや、USBハードディスクにパスワードを掛けられます。

http://www.truecrypt.org/downloads でダウンロードファイルを探す。
システムにインストールすることなく、USBメモリ単体で使えるという情報を入手していたのですが、EXEファイルしか見つかりません。
とりあえず、EXEファイルをダウンロードします。

今回ダウンロードしたのは、TrueCrypt Setup 7.1a.exeでした。
これを実行し、Wizard ModeでExtractを選択すると、システムにインストールせず、単独実行用のファイルが入手できるようです。

Extractを実行すると、指定した場所にTrueCryptのプログラムが解答されます。いくつかのファイルが出来ますが、全部ひとまとめで管理した方がよさそうです。

次に、TrueCryptの実際の使い方です。
TrueCrypt Format.exeとTrueCrypt.exeのふたつのプログラムを使います。

TrueCrypt Format.exeは隠したいファイルを格納するためのファイル(金庫に相当)を作成するために起動、TrueCrypt.exeは金庫に出し入れするために起動します。

まずTrueCrypt Format.exeを起動します。
・VolumeCreation WizardではそのままNext。(選択肢一番上)
・Volume TypeではそのままNext。(選択肢一番上)
・Volume Locationで、金庫に相当するファイルの場所と名前を指定します。
・Encryption OptionsそのままNext。
・Volume Sizeで金庫に相当するファイルのサイズを指定。
・VolumePasswordでパスワードを指定。Confirmは確認用パスワード。
 20文字以上のパスワードにしないと警告が出るが、Yesを押せば強制的に先に進めます。
・Volume FormatでTrueCryptのウインドウの中で、マウスをランダムに動かす。30秒くらいでいいと思います。

次にTrueCrypt.exe
・適当なドライブをクリックします、あとで分かりやすいので「Z:」がお奨めです。
・SelectFileで、金庫に相当するファイルを選択。
・Mountを押すとパスワードを聞かれるので、上で指定したパスワードを入力。
・「Z:」ドライブをダブルクリックするとエクスプローラで開かれます。

USBを外す前にDismountしておくこと、マウントが解除されます。ファイルが壊れたのを見たことはないですが、マウントは解除しておいた方が安全だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿